「最古の酒」ミード、関西で醸造所が増加
蜂蜜を発酵させる「世界最古の酒」ミードの醸造所が、京都や滋賀など関西地方で相次いで開設されている。
蜂蜜と水と酵母だけで造る酒

ミードは、蜂蜜を水で薄めて酵母で発酵させた醸造酒です。人類が最初に口にした酒のひとつともいわれ、「世界最古の酒」と呼ばれることもあります。ヨーロッパでは古くから親しまれてきましたが、日本ではまだあまり知られていません。その日本で、京都府や滋賀県など関西地方にミードの製造所が次々と生まれていると、日本経済新聞が報じました。
住宅街にあるミード専門の醸造所「ANTELOPE」
記事が訪ねたのは、滋賀県野洲市にあるミード専門の醸造所「ANTELOPE(アンテロープ)」です。滋賀県は京都の東隣にあり、日本最大の湖・琵琶湖がある県です。醸造所はJR野洲駅から数キロ離れた静かな住宅街の一角にあり、中には発酵タンクと熟成用の木樽が並んでいます。ワインやクラフトビールと同じような設備で、蜂蜜の酒が造られています。記者は試飲して、まず甘みを感じたと書いています。
記事の見出しは、ミード造りに日本酒の蔵元や大学も関わり始めていることを伝えています。記事の関連キーワードには、滋賀県長浜市にある長浜バイオ大学の名前も挙がっています。日本酒造りで長年磨かれてきた発酵の知識が、この新しい酒にどう活かされるのか注目です。
ヨーロッパでの楽しみ方
ヨーロッパの読者にとってミードはなじみのある酒ですが、日本のミードは、原料の個性と発酵の技術を大切にする日本の造り手の新しい挑戦として味わってみるのも面白いでしょう。日本の小さな醸造所の酒がヨーロッパで手に入る機会はまだ少ないので、日本の酒を扱う専門店やオンラインショップで「Japanese mead」と探してみてください。少し冷やして白ワイン用のグラスに注ぎ、蜂蜜の香りと甘み、酸味のバランスを確かめるのがおすすめです。使う蜂蜜によって味が大きく変わるので、ラベルに書かれた花の種類にも注目してください。地元ヨーロッパのミードと飲み比べれば、日本の造り手の個性が見えてくるかもしれません。
参考・出典 日本経済新聞「『世界最古』の蜂蜜酒造り、京都や滋賀で 蔵元と大学もマリアージュ」 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF0926P0Z00C26A9000000/
参考・出典
本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。
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