山崎のスモーキー樽で眠った梅酒が限定発売
サントリーが、山崎蒸溜所でスモーキーなモルトウイスキーを熟成させた樽に梅酒を貯蔵した限定品を、2026年9月29日に日本全国で発売した。

日本の大手酒類メーカー、サントリーが「サントリー梅酒〈山崎蒸溜所貯蔵梅酒〉リッチアンバースモーキー2026」を数量限定で発売しました。梅酒は、青い梅の実(ウメ。アンズに近い日本の果実)を蒸留酒と砂糖に漬け込んで造る甘酸っぱいリキュールです。今回の1本は、その梅酒をウイスキーの樽で寝かせ、さらにウイスキーそのものもブレンドしたもの。果実酒とモルトウイスキーの世界をつなぐ、ちょっと変わった一本です。
ウイスキーの「発祥の地」で寝かせる梅酒
山崎蒸溜所は、大阪と京都の境にあるサントリー最初のウイスキー蒸溜所で、日本のウイスキーの出発点として知られています。サントリーは洋酒づくりで培った技術を梅酒にも生かしており、ウイスキーの熟成に使い終えた古樽で梅酒を貯蔵する「山崎蒸溜所貯蔵梅酒」シリーズを展開してきました。樽から移る華やかな香りと深いコクが、このシリーズの持ち味とされています。
スモーキーさを前面に出した2026年版
今回の限定品は、スモーキーなタイプのモルトウイスキーを熟成させた樽で貯蔵した梅酒の中から選び抜き、煙のような香りがはっきり感じられる味わいを目指したものです。さらに、梅酒の樽で後熟させたグレーンウイスキーとモルトウイスキーをブレンドしています。サントリーによれば、梅酒の豊かな甘酸っぱさにスモーキーな香りが重なり、深いコクと長い余韻が楽しめるといいます。容量は750ml、アルコール度数は18%で、日本での希望小売価格は税別7,000円。酒税法上の分類はリキュールです。
ピートの煤をまとったボトル

パッケージにも「煙」のテーマが貫かれています。背景には、ウイスキー用の麦芽を乾燥させる際に焚くピート(泥炭)の煤をモチーフにした模様を使い、そこに赤みを帯びた箔押しのロゴを重ねました。中身の琥珀色とスモーキーな個性を、見た目でも伝えるデザインです。
ヨーロッパでどう楽しむか

今回の発売は日本国内向けの数量限定で、ヨーロッパでの正規販売は発表されていません。手に入れるなら、日本の限定品を扱う専門店や輸入業者の入荷情報に注目するのが現実的です。もし出会えたら、まずは少量をストレートか大きめの氷1つで味わい、梅の甘酸っぱさの奥からスモークが立ち上がる変化を確かめてみてください。アイラ系などピートの効いたウイスキーが好きな方なら、同じグラスで飲み比べると樽の影響がよくわかります。甘さと煙の組み合わせは、ブルーチーズやダークチョコレートとも相性がよさそうです。ウイスキー樽で梅酒を熟成させるという発想は、日本のリキュールがどこまで広がりうるかを示す一例として、覚えておいて損はありません。
参考・出典
nomooo「【スモーキーな香りの限定品!】『サントリー梅酒〈山崎蒸溜所貯蔵梅酒〉リッチアンバースモーキー2026』新発売」(2026年9月13日)
参考・出典
本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。
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