The Sake Wire

10月1日「日本酒の日」、全国で9日間の乾杯週間

日本酒造組合中央会は10月1日の「日本酒の日」を中心に、9月26日〜10月4日の9日間を全国参加型の「日本酒で乾杯!WEEK」とした。

「日本酒の日」と「日本酒で乾杯!WEEK」の公式ポスター
「日本酒の日」と「日本酒で乾杯!WEEK」の公式ポスター — 画像提供: PR TIMES(日本酒造組合中央会)(プレスリリースより)

約1,600の造り手が加盟する団体による全国企画

「日本酒で乾杯!WEEK」の告知ビジュアル(日本酒造組合中央会)
「日本酒で乾杯!WEEK」の告知ビジュアル(日本酒造組合中央会) — 画像提供: PR TIMES(日本酒造組合中央会)(プレスリリースより)

日本酒造組合中央会は、日本の酒類メーカー約1,600社が加盟する業界最大の団体です。中央会は2026年、10月1日(木)の「日本酒の日」の前後をあわせた9月26日(土)から10月4日(日)までの9日間を「日本酒で乾杯!WEEK」と名付けました。期間中は、各都道府県の酒造組合、酒蔵、飲食店、酒販店が、それぞれの土地の特色を生かした催しを開きました。主な催しとして、大阪府、群馬県、秋田県、高知県、愛媛県、千葉県、東京都、兵庫県の伊丹市と姫路市、滋賀県、石川県、愛知県、富山県の地酒イベントが挙げられていました。一つの蔵や一つの県の行事ではなく、業界全体が同じ週に「日本酒で乾杯」を呼びかけた点がこの企画の特徴でした。会場に来られない人向けには、日本酒を買ったレシートで応募すると抽選で1,001名に全国の地酒(720ml)が当たる企画も用意されました。当選者数の1,001は、10月1日にちなんだ数字です。

なぜ10月1日なのか

中央会が10月1日を「日本酒の日」に定めたのは1978年です。理由は二つあります。一つは、10月が新米の収穫期にあたり、各地の酒蔵で酒造りが始まる季節であることです。もう一つは十二支に由来します。10番目の「酉(とり)」という漢字は、もともと酒を入れる壺をかたどった文字で、酒を意味していました。また、日本酒の製造年度(Brewery Year、略してBY)も、かつては10月1日に始まっていました。醸造技術の進歩などによって酒造りを始める時期が早まったため、この区切りは1965年に7月1日へ変更されています。それでも10月1日は、今も「酒造りの新しい年が始まる日」として受け止められています。

ヨーロッパで「日本酒の日」を楽しむには

日本のイベントやキャンペーンに参加できなくても、10月1日を自分の乾杯の日にすることはできました。今年の10月1日は過ぎましたが、来年に向けた参考として、ボトルを選ぶときはラベルのBY表記を見てみてください。秋の初めに出回る、夏を越して熟成した酒を選ぶのも一つの方法です。また、中央会が名前を挙げた地域の地酒を飲み比べると、土地ごとの味の違いを感じやすくなります。ワイングラスで香りを確かめたり、秋のきのこ料理や熟成チーズと合わせたりと、身近な食卓で楽しめます。

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