岩手のエーデルワインが仕込み開始、新酒は10月下旬
岩手県花巻市のワイナリー「エーデルワイン」が9月10日に今季の仕込みを始め、10月下旬に新酒「いわてヌーヴォー」の発売を予定していた。
岩手で最大のワイナリーが今季の仕込みを開始
岩手県は日本の本州北部、東北地方にあります。その花巻市大迫町(おおはさままち)にあるワイナリー「エーデルワイン」で、2026年9月10日に今季のワインの仕込みが始まりました。地元紙の河北新報によると、同社は岩手県内でワインの生産量が最も多いワイナリーです。初日はまず神事(神道の儀式)を行い、それから作業に入りました。社員たちは良いワインに仕上がるよう願いながら仕込みを進めたといいます。最初に使われたのは、大迫町と、同じ岩手県内の紫波町(しわちょう)で収穫された赤ワイン用のブドウでした。
新酒「いわてヌーヴォー」とは
エーデルワインは、この秋に仕込んだワインを新酒「いわてヌーヴォー」として10月下旬に発売する予定でした。ヌーヴォーはフランス語で「新しい」という意味です。その年に収穫したブドウで造り、長く熟成させずに早い時期に出荷するワインを指します。フランスのボジョレー・ヌーヴォーのように、秋の収穫を祝う季節のワインとして親しまれています。日本のお酒といえば日本酒のイメージが強いかもしれません。しかし、日本では国内で育ったブドウだけを使い、国内で醸造したものを「日本ワイン」と呼び、各地で造られています。冷涼な気候の東北もその産地の一つです。ヌーヴォーは、その年のブドウの個性をいち早く感じられるところが魅力です。
ヨーロッパでの楽しみ方

日本の地方ワイナリーの新酒がヨーロッパの店頭に並ぶ機会は、まだ多くありません。それでも、日本ワインを扱う専門店や輸入業者に、取り扱いや入荷の予定を問い合わせてみる価値はあります。新酒の赤ワインは一般に軽やかで、果実の風味がはっきり感じられます。少し冷やして飲むと飲みやすく、きのこや根菜を使った秋の料理や、醤油を使った和食にも合わせやすいでしょう。同じ時期に出回るボジョレー・ヌーヴォーと飲み比べ、気候や土地の違いが味にどう表れるかを確かめてみてください。東北の日本ワインを知る入り口になるかもしれません。
参考・出典
本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。
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