The Sake Wire

HOLONがジンの香りを目指したノンアル版を予約販売

東京のクラフトジン「HOLON」が5周年を機に、本体のジンと同じ香りと味わいを目指したノンアルコール版を発表し、ジン本体もリニューアルした。

ジンの香りを感じさせるボタニカル(ジュニパーベリーなど)とグラスのクローズアップ
ジンの香りを感じさせるボタニカル(ジュニパーベリーなど)とグラスのクローズアップ — 写真: Peter Fazekas(Pexels)

度数35%のジンに「0.00%」の相棒

炭酸水で割ったジンのハイボール
炭酸水で割ったジンのハイボール — 写真: Graham Walker(Pexels)

東京の株式会社SOMAが手がけるクラフトジンブランド「HOLON(ホロン)」は、2026年7月29日、ブランド初のノンアルコール商品「HOLON GIN ORIGINAL 0.00%」の予約販売を始めた。あわせて、看板商品のジン「HOLON GIN ORIGINAL」もラベルを新しくし、ボタニカル(香り付けに使う植物)の一部を見直してリニューアルした。このジンはアルコール度数35%と一般的なジンより低めに設計されており、炭酸水で割ると3〜5%ほどの軽い一杯になる。

ブランドが掲げるのは「Mindful-Drinking(マインドフル・ドリンキング)」。その日の体調や気分に合わせて、飲むかどうか、どの度数で飲むかを自分で選ぶという考え方で、世界的に広がりつつある。新商品はジンと同じ味わいを目指し、お酒とノンアルコールの境目をなくすことを狙う。ジンとノンアル版を混ぜ、香りはそのままに度数だけを下げた低アルコールカクテルにする飲み方も提案されている。

いぐさとハマナス、東洋の植物で組む香り

いぐさやハマナスなど、香りの骨格となる乾燥植物素材のイメージ
いぐさやハマナスなど、香りの骨格となる乾燥植物素材のイメージ — 写真: Diana Reyes(Pexels)

HOLONの香りの骨格は、日本を中心とした東洋の植物だ。熊本産のいぐさ(日本の畳の表面に使われる草)は青々とした草の爽やかさとどこか懐かしい甘さを、北海道産のハマナス(日本の海岸に自生する野生のバラ)の花は青みのある花の香りを担う。これにパチュリ、パンダンリーフ、台湾の山椒の一種である馬告(マーガオ)、菩提樹、桂皮、そしてジンに欠かせないジュニパーベリーを組み合わせる。発表によれば、草と花の香りが重なったあと、お香を思わせるパチュリの静かな余韻が残るという。ノンアル版も同じボタニカル構成で、食事に合わせやすいすっきりした飲み口とされる。

日本国内の価格(税込)は、ノンアル版が500mlで4,800円、200mlで2,500円、ジンが500mlで5,900円、200mlで2,800円。販売は公式オンラインストアと日本各地の取扱店で行われている。

ヨーロッパでどう味わうか

ボタニカルと並ぶテイスティング用のグラス
ボタニカルと並ぶテイスティング用のグラス — 写真: Dziana Hasanbekava(Pexels)

今回の発表には海外での販売についての記載はないため、関心があれば公式サイトや公式Instagramで取扱いや発送の情報を確かめたい。手に入ったら、まずノンアル版を氷なしで少量グラスに注ぎ、いぐさとハマナスの香りを確かめてから炭酸水で割ってみるとよい。ジンと半々で割れば、度数を抑えながら両者の香りの違いも比べられる。ジュニパーが主役のヨーロッパのジンとは違い、日本の草や花を軸にした香りは、白身魚や野菜料理、和食との組み合わせを探る楽しみも広げてくれそうだ。

参考・出典

本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。

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