ニセコ蒸溜所5周年、ohoro GINに記念ラベル
北海道のニセコ蒸溜所が開業5周年を迎え、受賞歴のあるクラフトジン「ohoro GIN」スタンダードを記念ラベルで数量限定発売した。

北海道ニセコ町のニセコ蒸溜所(Niseko Distillery)は2026年10月1日に開業5周年を迎え、看板商品のクラフトジン「ohoro GIN(スタンダード)」を記念ラベルと化粧箱で数量限定発売した。ニセコは北海道の西部にあり、冬は世界中からスキー客が集まる町だ。蒸溜所はウイスキーとジンを造っており、新潟県の酒蔵・八海醸造(Hakkaisan Brewery)のグループ会社でもある。
「続く」という名のジンを金色で祝う

「ohoro(オホロ)」は、北海道の先住民族アイヌの言葉で「続く」を意味する。ニセコで生まれたジンが長く愛され続けるように、という願いを込めた名前だ。記念版は定番ラベルのデザインを土台に、ゴールドの装飾と5周年マークを加えた。「5」の数字には、ニセコの雄大な自然と風土を表すモチーフが組み込まれている。中身は定番と同じで、容量700ml、アルコール度数47%。日本での希望小売価格は税込4,950円となっている。
ニセコの軟水と、二つの地元ボタニカル

仕込みに使うのは、ニセコアンヌプリ山から湧く良質な軟水だ。風味づけの植物(ボタニカル)として、ニセコ町産のヤチヤナギ(英名 sweet gale、湿地に育つ香りの強い低木)とニホンハッカ(和種のミント)を使う。そこにジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカルート、カモミールに加え、レモンやグレープフルーツ、日本の柑橘である柚子などを合わせている。仕上がりはクリアでなめらかだが芯があり、軽やかな柑橘の香りが立つ。ジン・トニックやマティーニのベースにも向く設計だ。
酒蔵グループが手がける北の蒸溜所

ニセコ蒸溜所は2021年に製造を始めた。豪雪地帯ならではの軟水に恵まれ、北海道の中では冬の冷え込みが厳しすぎない土地柄を活かして、上品で繊細なウイスキーを目指している。ジンはその間にも国際的な評価を積み重ねてきた。「ohoro GIN」シリーズは、World Gin Awardsでの世界最高賞をはじめ、国内外の品評会で数多くの賞を受けている。
ヨーロッパの読者にとって、ohoro GINはジュニパーが主役のロンドン・ドライとは違う「日本のジン」の個性を知るのに分かりやすい一本だ。記念ラベル版が欧州に届くかどうかは発表されていない。日本産クラフトジンを扱う専門店やバーでは、定番の ohoro GIN を探せる。トニックで割れば柑橘とミントの香りが、ストレートやマティーニならヤチヤナギ由来のハーブのような奥行きが際立つ設計とされる。
参考・出典
本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。
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