宮崎の本格焼酎、輸出額5倍へ国の後押し
宮崎県が本格焼酎を「世界のプレミアム蒸留酒」として売り込む計画が国の戦略に組み込まれ、2035年に輸出額約15億円を目指す。
日本の蒸留酒「本格焼酎」の主要産地として知られる九州南部の宮崎県で、輸出を大きく伸ばすための計画が国の支援を受けることになりました。宮崎県が作った酒類分野の「地場産業成長プラン」が、今年度、地域経済を活性化させる国の政策「地域未来戦略」の計画に組み込まれました。県の焼酎を海外市場へ売り込む取り組みが、国から正式に認められた形です。
2035年までに輸出額を約5倍に
プランでは、具体的な数値目標を示しています。2024年に2億8800万円だった本格焼酎の輸出額を、2030年に約7億5千万円、2035年に約15億円まで増やす計画です。2030年には2024年の約2.6倍、2035年には約5倍という大きな伸びになります。合言葉は、本格焼酎を「世界のプレミアム蒸留酒」にすること。地元の関係者は力を合わせ、海外でのPRをさらに強める考えです。
本格焼酎とはどんなお酒か

焼酎は、日本酒と並ぶ日本の代表的なお酒ですが、ヨーロッパではまだあまり知られていません。「本格焼酎」は、単式蒸留器で一度だけ蒸留して造る焼酎のことで、原料の香りや味がしっかり残るのが特徴です。原料はサツマイモ、麦、米、そばなどさまざまで、ウイスキーやブランデーのように、原料と造り手によって個性が大きく変わります。一般的なアルコール度数は25度前後で、ウイスキーより軽く、ワインより強い位置にあります。
ヨーロッパでの楽しみ方

今回の計画は、ヨーロッパの酒販店やバーに並ぶ宮崎の焼酎が、これから増えていく可能性を示しています。見つけたら、ラベルで原料を確かめてみてください。芋焼酎は甘く華やかな香り、麦焼酎は香ばしく軽やかな味わいが多く、飲み比べると違いがよく分かります。飲み方は、氷を入れたロック、水割り、そしてお湯割りが定番です。お湯割りは香りが一気に開くので、寒いヨーロッパの冬にもよく合います。度数が控えめで食事の邪魔をしにくいため、グリルした肉や魚、チーズと合わせるのもおすすめです。
参考・出典
- 宮崎日日新聞「宮崎県産焼酎、海外発信加速へ」
秋田の酒を EU で試す — €6 から
180ml のお試しサイズと、日本酒・ワイン・ビール・ジンのフルボトル。アムステルダムから EU 域内へ発送。

