松井酒造の大山シェリーカスク、ISCで初の金賞
鳥取県の松井酒造が造る手頃な価格帯の「大山 シェリーカスク」が、英国の国際品評会ISC 2026で初めて金賞を受けました。

日本の西部、日本海側にある鳥取県。ここに倉吉蒸溜所を構える松井酒造合名会社のブレンデッドウイスキー「マツイウイスキー 大山(だいせん) シェリーカスク」が、英国で開かれた国際品評会「International Spirits Challenge(ISC)2026」で初めて金賞を受けました。前年は銀賞だったので、評価が一段上がったことになります。同じシリーズの「大山 ワインカスク」と「大山 サクラカスク」も銀賞を受けました。
ブラインド審査で得た金賞

ISCは英国の酒類専門誌「Drinks International」が毎年主催する品評会で、70を超える国から数千の商品が出品されます。審査は銘柄も価格も伏せたブラインドテイスティングで、専門家がグラスの中身だけを評価します。IWSC、San Francisco World Spirits Competition(SFWSC)と並ぶ、世界の主要な酒類品評会の一つです。松井酒造は今回の結果について、何倍も高いウイスキーと味だけで比べられたうえでの評価だと強調しています。
3本の個性と価格

金賞の「大山 シェリーカスク」は、シェリー樽を使ったモルトとグレーンのブレンドです。柑橘のような酸味と、チョコレートを思わせる甘い香りが特徴だといいます。容量は700ml、アルコール度数は40%、日本での希望小売価格は税込2,750円です。ボトルは樽の形をしていて、見た目から贈り物にも選ばれてきました。銀賞の「大山 ワインカスク」は赤ワイン樽を使い、ブドウを思わせる香りとまろやかさが特徴です。「大山 サクラカスク」は日本の桜の木で作った樽を使い、春らしい甘い香りとフルーティーな味わいに仕上げています。この2本はどちらも日本では税込1,980円です。高価な限定ボトルに注目が集まりがちな日本のウイスキー市場で、普段の晩酌向けの価格帯が国際的な評価を得たことには意味があります。
ヨーロッパでの楽しみ方
松井酒造は、マツイウイスキーのブランドを世界65か国以上で販売しています。ヨーロッパでは、日本のウイスキーを扱う専門店やオンラインショップで、樽の形のボトルを目印に探すとよいでしょう。輸入にかかる費用があるため、現地の価格は日本の小売価格より高くなります。それでも、高額なシングルモルトに比べれば試しやすい一本です。まずはストレートか少量の加水で、シェリー樽由来の柑橘とチョコレートの香りを確かめてください。そのあと、炭酸水で割るハイボールにすると、食事と合わせやすくなります。ワインカスクやサクラカスクと飲み比べて、樽の違いが香りにどう出るかを知るのも楽しみ方の一つです。
参考・出典
PR TIMES(松井酒造)「マツイウイスキー「大山シェリーカスク」がISC2026で念願の金賞を初受賞!」
参考・出典
本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。
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