金賞ジン「雪の窓」に120mlの試飲サイズ
北海道の丹丘蒸留所が、国際品評会で金賞を重ねたクラフトジン「雪の窓 ドライジン」に、手に取りやすい120mlボトルを加えました。

日本最北の主要な島・北海道の中央部、大雪山国立公園のふもとにある丹丘蒸留所(Tankyu Distillery)は、看板商品「雪の窓 ドライジン」の120mlミニボトルを発売しました。これまでは500mlボトルだけでしたが、ジントニックにしておよそ3杯分の小さなサイズが加わり、初めての人でも試しやすくなりました。
大雪山の水と13種のボタニカル

「雪の窓」は、北海道の最高峰・旭岳を含む大雪山の雪解け水と、13種類のボタニカル(香りづけの植物素材)でつくられます。ジュニパーベリーに加え、日本の柑橘である柚子、北海道の森に多い針葉樹トドマツ、ラベンダーなどを使います。特徴的なのは米麹です。麹は日本酒や味噌づくりに欠かせない、麹菌を育てた米のことで、このジンでは奥行きのある甘みを生みます。柑橘と針葉樹の爽やかな香りの後に、やわらかな甘みが続き、穏やかに消えていく味わいだと蒸留所は説明しています。アルコール度数は45%、日本での参考小売価格は税込1,540円です。
開業1年足らずで国際金賞
丹丘蒸留所は2025年8月に開業した新しい蒸留所です。町が施設を整え、民間企業が運営する「公設民営」の形をとり、ジンとシングルモルトウイスキーを造っています。地元・東川町の米や地域の森のトドマツなど、その土地の素材を使うことにこだわっています。「雪の窓」は開業と同時に発売され、1年を待たずに東京の国際品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2026」で金賞を獲得しました。さらに英国の業界誌The Spirits Businessが主催する「The Gin Masters 2026」でも金賞を受け、同じ品評会では蒸留所が出品した4製品すべてが金賞を得ています。
小さなボトルで香りを確かめる

蒸留所がすすめる飲み方はシンプルです。ジン40mlにトニックウォーター120mlでジントニック、または炭酸水120mlでジンソーダ。ソーダ割りは素材の香りがそのまま感じられ、レモンやオレンジ、グレープフルーツを添えると爽やかさが増します。
ヨーロッパでは現時点で販売の案内はありませんが、日本のクラフトジンを扱う専門店や輸入業者に問い合わせる価値はあります。手に入ったら、まずは少量をストレートで香りを確かめ、次にソーダ割りで米麹の甘みがどう出るかを比べてみてください。柚子とトドマツは、ヨーロッパの一般的なドライジンにはあまりない組み合わせです。新しい日本の蒸留所を知る入口として、Gin Mastersなど国際品評会の結果にも注目しておくとよいでしょう。
参考・出典
- 丹丘蒸留所(PR TIMES)「金賞受賞のクラフトジン「雪の窓」に120mlの“ディスカバリーサイズ”が新登場」
- 丹丘蒸留所(PR TIMES)「丹丘蒸留所、英国「The Spirits Business」主催の国際品評会で出品4製品すべてが金賞(Gold)を受賞」
本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。
秋田の酒を EU で試す — €6 から
180ml のお試しサイズと、日本酒・ワイン・ビール・ジンのフルボトル。アムステルダムから EU 域内へ発送。

