The Sake Wire

梅のIPAと15度のバーレイワインが最高金賞

岐阜県瑞浪市の小さな醸造所「カマドブリュワリー」が、国内のクラフトビール品評会で完熟梅のIPAと濃厚なバーレイワインにより最高金賞を2つ獲得しました。

ワイン(イメージ)
ワイン(イメージ) — 写真: Miriam Fischer(Pexels)

日本のクラフトビールでは、梅など日本ならではの素材を使った新しいスタイルが評価を集めています。2026年9月6日まで東京で開かれた「クラフトビアグランプリ」で、岐阜県瑞浪市釜戸町のカマドブリュワリーが最高金賞2つと金賞1つを受けました。岐阜県は名古屋の北に位置する内陸の県です。今回の審査では、全国から80を超える銘柄が評価を受けました。

デザートとして味わう15度のバーレイワイン

ワイン(イメージ)
ワイン(イメージ) — 写真: Gonzalo Acuña(Pexels)

「ベスト・デザートビール部門」は、スイーツと合わせたり、食後にデザート代わりに飲んだりして楽しめるビールを選ぶ部門です。ここで最高金賞を得たのが「ベル・フォンセ」です。アルコール度数15%のバーレイワインで、ワインに近い強さを持つ麦芽主体の濃厚なビールです。少しずつ味わう一杯として、食後の時間に合わせて評価されました。

完熟梅を使ったブリュットIPA

琥珀色のIPAをグラスに注ぐ様子
琥珀色のIPAをグラスに注ぐ様子 — 写真: Pavel Danilyuk(Pexels)

日本産原料を生かしたビールを審査する「ベスト・ニッポンスタイル部門」では、「完熟梅ブリュットIPA」が最高金賞に選ばれました。梅は日本の食文化に欠かせない果実で、梅酒の原料として知られています。ブリュットIPAは、辛口のスパークリングワインのように糖分を残さず、ドライに仕上げるIPAのスタイルです。熟した梅の香りと切れのよい苦みを合わせた一本と言えます。醸造所を運営する東美濃ビアワークスの東恵理子社長は受賞後、瑞浪市長を訪ねて結果を報告しました。そして、造り手の力が地域を変えていく手応えを感じていると話しています。

ヨーロッパでの楽しみ方

熟成チーズとダークチョコレートの盛り合わせ
熟成チーズとダークチョコレートの盛り合わせ — 写真: Kate(Pexels)

カマドブリュワリーのビールをヨーロッパで見かける機会は、まだ多くないかもしれません。それでも、梅や柚子などの和素材を使った日本のクラフトビールは、各地の専門店やオンラインショップに少しずつ並び始めています。梅のIPAを見つけたら、よく冷やして細身のグラスに注いでみてください。脂ののった魚や塩気のある前菜と合わせると、爽やかな酸味が引き立ちます。バーレイワインは冷やしすぎず、12〜14℃ほどでスニフターグラスに注ぐのがおすすめです。ダークチョコレートや熟成チーズと合わせて、ゆっくり味わってみてください。

参考・出典

本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。

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