The Sake Wire

広島県、ロンドンで日本酒とカキを売り込み

広島県の横田美香知事らが9月8日にロンドンで試飲会を開き、IWCで評価された県産の日本酒とカキを英国のバイヤーや議員に紹介しました。

輸出のイメージ
輸出のイメージ — 写真: Athanasios Papazacharias(Unsplash)

知事みずから英国で試飲会

輸出のイメージ
輸出のイメージ — 写真: Pixabay(Pexels)

9月8日、広島県の横田美香知事と県内の酒造関係者は、訪問先のロンドンで、県を代表する日本酒とカキを紹介するイベントを開きました。招かれたのは英国の酒類バイヤーや議員など約20人です。県は、ヨーロッパで和食への関心が高まっていることを追い風に、地元産品の輸出を広げたい考えです。広島県は日本の西部、瀬戸内海に面した県で、県内には40を超える酒蔵があり、古くから酒造りが盛んな土地として知られています。

IWCで評価された2つの蔵

日本酒の利き酒・ボトルが並ぶ様子
日本酒の利き酒・ボトルが並ぶ様子 — 写真: Andy Lee(Pexels)

会場で振る舞われたのは、世界的なワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の日本酒部門で高い評価を受けた、庄原市の花酔酒造と東広島市の賀茂泉酒造の酒です。IWCはワインの品評会ですが日本酒部門も設けており、今年5月には、その日本酒部門の審査会が、酒どころとして名高い東広島市の西条地区で行われました。品評会で得た評価を、そのまま海外の買い手への説得材料にする。今回の訪問は、県ぐるみで英国市場の扉を叩く試みといえます。

カキと日本酒という組み合わせ

氷の上に並んだ生ガキと、隣に置かれた日本酒のグラス
氷の上に並んだ生ガキと、隣に置かれた日本酒のグラス — 写真: Hayden Walker(Pexels)

酒に合わせて出されたのは、生ガキとカキの天ぷらでした。ロンドンでカキ専門店を営むロブ・ハンプトンさん(42)は、広島のカキは身が厚く香りが豊かで、日本酒とよく合うと高く評価しています。日本酒だけでなく、それに合う食材とセットで伝えることで、飲む場面まで具体的に思い描いてもらう狙いがうかがえます。

ヨーロッパでこの話を楽しむなら、ボトルのラベルや輸入業者の商品説明で「広島(Hiroshima)」という産地表記や、賀茂泉(Kamoizumi)、花酔酒造といった蔵の名前を探してみてください。IWCでの受賞歴は、見慣れない銘柄を選ぶときの手がかりの一つになります。ロンドンで示されたカキとの組み合わせは、オランダのゼーラント産やフランス産など、身近な産地のカキに冷やした日本酒を合わせることで、広島県が英国のバイヤーに伝えたかった相性を自宅でも考えることができます。

参考・出典

本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。

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