出羽桜、ミラノ酒チャレンジで2品がプラチナ賞
山形県の出羽桜酒造が「ミラノ酒チャレンジ2026」でプラチナ賞2つを含む5つの賞を受け、トリュフとのペアリング賞も受けた。
山形県の出羽桜酒造(Dewazakura Sake Brewery)は、イタリアで開かれた日本酒の品評会「ミラノ酒チャレンジ2026」で、プラチナ賞2つを含む5つの賞を受けました。蔵は結果発表当日の2026年7月31日に、公式サイトでこの結果を報告しています。ワインの国イタリアで、日本酒のスタイルの幅広さと料理との相性が評価されました。
プラチナ賞は「にごり」と「つや姫」
出羽桜酒造は、日本の北部・東北地方にある山形県天童市の酒蔵です。今回、テイスティング部門でプラチナ賞を受けたのは「吟醸にごり とび六」と「純米吟醸 つや姫」の2本でした。「吟醸」は、米の外側を削って60%以下まで磨き、低温でゆっくり発酵させて華やかな香りを引き出した酒のことです。「にごり」は、搾ったあとも細かな米の粒子(おり)を残した白く濁ったスタイルで、なめらかな口当たりが特徴です。「純米」は醸造アルコールを加えず、米・米麹・水だけで造った酒であることを示します。「つや姫」は、山形県で生まれた米の品種の名前です。
スパークリング、梅酒、そしてトリュフ
同じテイスティング部門では、発泡性の日本酒「AWA SAKE」がダブルゴールド賞を受けました。さらに「本格梅酒」が金賞です。梅酒は、日本の梅の実をアルコールに漬け込んで造るリキュールで、甘みと酸味のバランスが持ち味です。
特に注目したいのは、「純米吟醸 つや姫」がフードペアリング賞(トリュフ)も受けたことです。料理とお酒の組み合わせを大切にするイタリアで、トリュフのような土の香りが強く濃厚な食材との相性が評価されました。日本酒が和食だけでなく、ヨーロッパの料理にも合う可能性を示す結果の一つです。
ヨーロッパでどう味わうか
日本酒の専門店やオンラインショップでは、蔵名の「Dewazakura」で探すと見つけやすいでしょう。にごりは、ボトルをやさしく傾けておりを混ぜてから、よく冷やして飲む方法があります。純米吟醸は、ワイングラスで少し冷やすと香りが開きやすくなります。受賞にならって、きのこやトリュフを使ったリゾットやパスタと合わせるのも一案です。発泡性のAWA SAKEは乾杯の一杯に、梅酒はロックやソーダ割りで食前酒にと、楽しみ方はさまざまです。1つの蔵が造るスタイルの違いを比べられるのも、この受賞リストの面白さです。
参考・出典
本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。
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