秋田・小坂の赤ワインが仏フェミナリーズで金賞
秋田県小坂町の小坂七滝ワイナリーが造る赤「ワイングランド2025」が、女性の専門家が審査するフランスの国際コンクールで金賞を受けた。

日本酒の産地として知られる秋田県で、ワインも国際的な評価を得た。秋田県は本州北部の日本海側にある県で、その北東部の小坂町にある小坂七滝ワイナリーの赤ワイン「ワイングランド2025」が、フランスで開かれた第20回フェミナリーズ世界ワインコンクール2026で金賞に選ばれた。受賞したのは「日本ワイン」の赤ワイン部門。2025年に収穫したブドウから造った若いヴィンテージで、この評価を得た。
女性の審査員だけで評価するコンクール

フェミナリーズ世界ワインコンクールは、ワインの専門家として働く女性たちが審査を担当するフランスの国際コンクールで、今回が20回目だった。醸造家、ソムリエ、ワイン商など、ワインの現場にいる女性の目で品質を評価する点が特徴だ。ヨーロッパの伝統的な産地のワインと同じ場で審査されることから、日本の造り手にとっては自分たちのワインがどう評価されるかを知る機会にもなっている。
「日本ワイン」という部門の意味

日本では「日本ワイン」という表示は、国内で栽培したブドウだけを使い、国内で醸造したワインに限られている。輸入した果汁や濃縮果汁を使ったワインとは区別されるため、この部門での受賞は、日本の畑で育ったブドウそのものが評価された形だ。秋田のように冬の寒さが厳しい北の土地でも、赤ワインが国際的な評価を得られる可能性を示す結果の一つといえる。今回の受賞ワインには、ワイナリーが地元で育てたブドウが使われている。
ヨーロッパでの楽しみ方
日本ワインはヨーロッパではまだ見かける機会が少ないが、専門店やワインバーで少しずつ扱いが増えている。探すときは、ラベルの「Japanese Wine」や国内産ブドウ100%の表示、それにコンクールのメダルに注目するとよい。北の産地の赤は、軽めでさわやかな酸があるものが少なくない。少し冷やして、焼き鳥やきのこ料理、醤油を使った料理と合わせると、日本らしい食卓を楽しめる。日本酒と同じ土地から生まれたワインと考えて飲み比べるのも、新しい楽しみ方だ。
参考・出典
本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。
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