The Sake Wire

サントリー「碧Ao」にアイリッシュ限定版

世界5大産地の自社原酒をブレンドする「碧Ao」が、アイルランドの個性を前面に出した限定版を日本で発売した。

越前和紙のラベルを使ったサントリー「碧Ao〈IRISH EDITION〉」
越前和紙のラベルを使ったサントリー「碧Ao〈IRISH EDITION〉」 — 画像提供: サントリー(PR TIMES)(プレスリリースより)

日本の大手酒類メーカー、サントリーは、ブレンデッドウイスキー「SUNTORY WHISKY 碧Ao(あお)」の限定版「碧Ao〈IRISH EDITION〉」を2026年6月9日に日本全国で数量限定発売した。新シリーズ「WORLD TRAVEL COLLECTION」の第1弾で、5つの産地のうちアイルランドの個性を強調したボトルとなる。

5カ国の原酒をひとつにするウイスキー

色合いの異なるウイスキーを並べたテイスティンググラス
色合いの異なるウイスキーを並べたテイスティンググラス — 写真: Michael M(Pexels)

碧Aoは、ウイスキーの5大産地とされるアイルランド、スコットランド、アメリカ、カナダ、日本の5カ国にあるサントリーグループの自社蒸溜所で造った原酒だけをブレンドしたウイスキーだ。サントリーはこれを「世界初」としている。ブランド名の「碧」は青緑色の海を表す日本語で、世界をつなぐ海をコンセプトにしている。ブレンドは日本のサントリーのブレンダーが担当しており、各国の原酒を日本の技術でまとめるところに特徴がある。

アイルランドの個性を前に出した限定版

なだらかな緑の牧草地が広がる田園風景
なだらかな緑の牧草地が広がる田園風景 — 写真: Jonathan Borba(Pexels)

新シリーズでは、5大産地それぞれの個性をひとつずつ強調していく。第1弾のIRISH EDITIONも、原酒はこれまでと同じく5つの産地すべての自社蒸溜所のものを使い、その中でアイリッシュウイスキーらしさを強めた。サントリーは味わいを「爽やかで軽快」と表現している。ラベルには福井県の伝統的な手漉き紙である越前和紙を使い、明るい色づかいでアイルランドの雰囲気を表した。容量は700ml、アルコール度数は43%。日本での希望小売価格は税別6,000円となっている。

ヨーロッパの読者へ

ウイスキーをストレートで少量注ぎ、香りを確かめる様子
ウイスキーをストレートで少量注ぎ、香りを確かめる様子 — 写真: Andrew Patrick Photo(Pexels)

今回の発売は日本国内向けで、ヨーロッパでの販売は発表されていない。発売から数カ月がたち、数量限定のため在庫が残っているとは限らない。入手を考えるなら、日本酒・日本ウイスキー専門店や輸入業者の入荷情報を確認するのが現実的だ。アイリッシュウイスキーをよく知るヨーロッパの読者にとっては、なじみのあるスタイルが日本でどう解釈されたかを確かめられるのが面白い点だろう。味わいは「爽やかで軽快」とされるので、ストレートか少量の加水で香りを確かめる飲み方や、ハイボールにする飲み方が考えられる。今後のシリーズでスコットランドやアメリカなど他の産地の版が出れば、飲み比べる楽しみも広がりそうだ。

参考・出典

本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。

秋田の酒を EU で試す — €6 から

180ml のお試しサイズと、日本酒・ワイン・ビール・ジンのフルボトル。アムステルダムから EU 域内へ発送。

ショップへ →