The Sake Wire

竹鶴25年が頂点の「ウイスキーくじ」第9弾

宮崎の酒販店が竹鶴25年や白州18年を入れた200口限定のウイスキーくじを売り出し、日本でも希少なボトルの奪い合いが続いている様子がうかがえる。

竹鶴25年と白州18年が上位賞の「ジャパニーズ限定ウイスキーくじ第9弾」
竹鶴25年と白州18年が上位賞の「ジャパニーズ限定ウイスキーくじ第9弾」 — 画像提供: PR TIMES / アップライジング(プレスリリースより)

日本のオンライン酒販店で、ジャパニーズウイスキーの「くじ」が続けて売り出されています。宮崎県の株式会社アップライジングが運営する酒販店「タチバナE酒販」は2026年9月17日、ジャパニーズウイスキーだけを入れたくじの第9弾を200口限定で発売しました。1口9,800円(税込・送料込み)で、公開済みのラインナップから1本がランダムに届きます。いちばん良い当たりはニッカの長期熟成ピュアモルト「竹鶴25年」です。

200本の中身:当たりは1本、3分の2は同じボトル

ジャパニーズ限定ウイスキーくじ第9弾の告知画像
ジャパニーズ限定ウイスキーくじ第9弾の告知画像 — 画像提供: PR TIMES / アップライジング(プレスリリースより)

200本の内訳はすべて公開されています。1等は竹鶴25年ピュアモルト、2等はサントリーの白州蒸溜所の「白州18年」で、どちらも1本ずつです。その下に、ノンエイジ(熟成年数の表示がないもの)の白州、山崎、響 JAPANESE HARMONY、竹鶴ピュアモルトが各3本入っています。さらに埼玉県秩父のイチローズモルトの限定品とワインウッドリザーブが計8本あります。残りはブレンデッドウイスキー「√(ルート)」が45本、「矢部」が133本です。つまり竹鶴25年が当たる確率は200分の1で、購入者の3分の2は矢部を受け取ることになります。販売元は「ハズレなし」と説明しています。

なぜ「くじ」で売るのか

タチバナE酒販のウイスキーくじに関するプレスリリース画像
タチバナE酒販のウイスキーくじに関するプレスリリース画像 — 画像提供: PR TIMES / アップライジング(プレスリリースより)

日本では、長期熟成の人気銘柄は定価で手に入りにくい状態が何年も続いています。そのため、こうしたボトルの多くは抽選販売や二次流通で取引されます。くじ形式は希少な1本を目玉にし、手に入りやすいボトルと組み合わせて売る方法です。今回は第9弾で、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど複数のサイトで販売されています。シリーズがここまで続いていることから、竹鶴や白州の熟成品は日本国内でも「運がなければ手に入らない」ボトルとして扱われていると考えられます。販売元は、自社倉庫で温度と湿度を管理し、品質を保っていると説明しています。

ヨーロッパから見るジャパニーズウイスキーの希少性

色の濃さが少しずつ違う琥珀色のウイスキーを並べたテイスティンググラス
色の濃さが少しずつ違う琥珀色のウイスキーを並べたテイスティンググラス — 写真: Michael M(Pexels)

このくじは日本国内向けで、ヨーロッパからは買えません。ただ、市場の状況を知る手がかりにはなります。竹鶴25年や白州18年のような長期熟成品は、生産国の日本でも抽選のような形でしか出回っていません。ヨーロッパの専門店やオークションで高い値段が付いていても不思議ではないでしょう。手に入りやすい選び方としては、ノンエイジの白州、山崎、響、竹鶴ピュアモルトをまず飲み比べてみることです。それぞれの蒸溜所のスタイルを知ってから熟成品を探すのが現実的です。熟成品を買うときは、ラベルの年数表示や販売元の保管状態をよく確認してください。

参考・出典

本記事は上記の公開情報をもとに The Sake Wire 編集部が要約・執筆したものです。画像は自社素材を使用しています。

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